最古のギター曲について

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2026.09.01

最古のギター曲について

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。 今回のテーマは「最古のギター曲について」です。

いつも何気なく弾いているギター。今ではロックやポップス、ジャズなどあらゆるジャンルで欠かせない楽器ですが、「世界で一番古いギターの曲ってどんな曲だろう?」と考えたことはありませんか? 現在のように録音技術がなかった時代、音楽は「楽譜」として残されてきました。今回は、歴史のロマンを感じる「最古のギター曲」について紐解いていきたいと思います!

楽譜として残る世界最古のギター曲

現在、楽譜として確認できる最も古いギター曲は、今から約500年前のルネサンス時代、1546年に出版されたものです。 スペインの作曲家であり、ビウエラ(当時の弦楽器)奏者でもあったアロンソ・ムダーラ(Alonso Mudarra)という人物が、『ビウエラのための3部の譜本』という曲集を出版しました。

この曲集のメインは「ビウエラ」という楽器のための曲だったのですが、その中に「4コース・ギター」のために書かれた6つの小品が収録されていました。これが、現在残っている「出版された最古のギター楽譜」だと言われています。

当時のギターはどんな楽器だった?

「4コース・ギター(ルネサンス・ギター)」と聞いて、「コースって何?」と思った方もいるかもしれません。 現代のアコースティックギターやエレキギターは「6弦(6本の弦)」が張られているのが一般的ですよね。しかし、当時のギターは複弦(2本1組の弦)が4セット張られていました。これを「4コース」と呼びます。

ボディも現在のギターよりかなり小さく、ウクレレを少し大きくしたような可愛らしいサイズ感でした。音量もそこまで大きくなく、軽やかで繊細な音色が特徴です。

どんな楽譜だったの?

ムダーラが出版した曲集は、「タブラチュア(タブ譜)」という形式で書かれていました。 そう、今のギタリストたちがお世話になっているあのタブ譜です!五線譜が読めなくても「どの弦のどのポジション(フレット)を押さえるか」が視覚的に分かるタブ譜のシステムは、なんとルネサンス時代から存在していたのです。500年前の人も同じような楽譜を見て練習していたと思うと、なんだか親近感が湧きますよね。

収録されている曲目には「パバーナ」や「ガリアルダ」といった、当時のヨーロッパの宮廷で踊られていた舞曲などが含まれていました。

歴史を越えて繋がるギターの魅力

アロンソ・ムダーラが残した最古のギター曲は、現在でもクラシックギター奏者によって演奏されることがあります。前回のブログでお話しした「音楽サブスク」でも、検索すれば当時の響きを再現した音源を聴くことができますよ!「Alonso Mudarra guitar」などで探してみてください。

楽器の形や弦の数は進化してきましたが、「ギターを弾いて音楽を楽しむ」という人間の本質は500年前から変わっていません。日々の練習の合間に、たまにはこうした歴史に思いを馳せてみるのも面白いのではないでしょうか。

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